失敗と反省と私

2016年12月1日私がなぜネットビジネスを始めたか不自由,仕事辞めたい,社畜

失敗と反省と私

師走にし忘れて不幸せ。

どうもこんばんわ。inowayです。

はやいもので、もう12月ですね♪

もういくつ寝るとお正月ですが、皆さんはこの一年を振り返って反省するような出来事はあるでしょうか?

私はもちろん沢山あります。

今もそうですが部品工場に勤務してる時は、そりゃあもう数々の失敗をして来ました。

作業員時代もチームリーダー時代も仕事上の失敗の思い出はなかなか忘れないものです。

それこそ単純なヒューマンエラーとか勘違い、見落とし、慣れ、思い上がり等での失敗なんか

あの時もっと確認すれば…

と反省する事しきりです。

(今でも時々夢に見たりします)

はっきり言って嫌な思い出なんですが、実は失敗って結構重要なんですよね。

『自分のミスによる失敗』

これは忘れません。

覚えてるからこそ次につなげる事が出来ます。

簡単に言うと次に同じ失敗をしないように気をつけるって事ですね♪

「ここは前にミスったとこだから慎重に…」

「入力ミスしたとこだ…確実なチェックを…」

なんて感じで通常より神経を使って失敗を防ごうとします。

これは何故かと言うと、私の経験上では『反省してるから』だと思うんですよね。

失敗した直後に

「やっちまったぁ~!」とか

後日ミスが発覚した時に

「そこ見落としてたぁ~!」

になった瞬間に人は反省してるんだと思います。

こう思った時(反省した時)って強烈に記憶に残るんですよね。

だから忘れない。

だから対策出来る。

俗に言う『失敗を活かす※』ってやつです。

※この言葉にはボツアイデアを活かして新しい事を思い付くって意味もあります

だから作業中に失敗しても、人命に関わったり莫大な損害を出したりしなければ気にしないほうがいいです。

ショックで凹まずにむしろ

これでまた一つ成長出来た!次はミスらないZE!

って前向きに生きましょう♪

もちろん反省ありき、ですけどね(笑)

…と、まぁここまではプロローグです。

本題はココカラ。

幾多の失敗を乗り越え作業員として成長した(?)私。

その甲斐あってか、機械オペレーターのチームリーダーを経て管理職である係長に昇進しました。

そして思い知る事になるのです。

管理職としての失敗の認識、責任の大きさは個人の比ではありません。

『自分のミスでは無くとも反省を強いられます』

私は部品生産工場の生産部門の係長。

1日に何十万個もの製品を造る機械達。

それを操作、 設定する何十人ものスタッフ。

はっきり言って毎日がミスのオンパレードです!!

日々、必ず誰かが大小さまざまなミスをします!

設定ミス、不良品の見落とし、設備の破損…

これら全ての対応を誰かが行わないと前へ進めません。

例えば設定ミス。

作業員、オペレーターが機械(条件等)操作を誤るなどで起こるヒューマンエラーです。

どれだけ二重チェックを導入しようが、自動化を進めようが必ず忘れた頃にやってくる悪魔です。

しかも、不良品を生産したり、設備破損の原因となったりと暴れ出したら目も当てられません。

当然、係長としてミスした当事者個人に注意しますがそれだけで終わりませんよね。

見た目が違わなくても正しい条件設定、正しい製法でなければソレは不適合品、つまり不良品です。

係長としてソレが使用可か不可か品質部門に判断をお願いせねばなりません。

ちなみにメッチャ怒られたりしました。

人間が起こした単純なヒューマンエラーの不良品は『本来存在しないもの』として認識されています。

忙しい時間の最中に複雑な形状をした製品の寸法を測定し、強度を確かめて良品との相違を判断してくれって頼まれたら私だって嫌ですから彼等の怒りもわかります。

でも、直接には私がミスったわけじゃないんですよね…

厳密には管理職の管理不行き届けと言うミスではありますがそこに『反省』はありませんでした。

しかも、さんざん愚痴られて頭を下げて品質確認を依頼してもまだ終わってません。

課長「二度とないように原因調査し対策しろ!!」

と何度も何度も言われます。

全くの正論ですし組織の役職者としてあるべき姿です。

が、愛社意識もなく、自分のミスだという認識も無い私にとっては、ただただ苦痛でしかありません。

「なんなんだコレは…」

「なぜ俺が怒られてるんだ…」

この頃は会社を辞めたくて辞めたくて仕方ありませんでした。

自分のミスを反省し、改善して成長してた気分になってた作業員時代に戻りたいと本気で考えてました。

そしていつしか

『自分のミスを自分で改善する仕事』
『他人のミスで頭を下げない仕事』
『人に喜びを与え自分の利益になる仕事』
『上司に媚びない仕事』

を理想とするようになりました。

しかし家庭の事情、金銭的事情、そして何より仕事が激務で理想の転職など夢のまた夢だと思っていました。

寝る前の一時間くらいしか無い自由時間で何かを変える事が出来るだろうか?

そんなのは無理に決まってる!!

そう思い込み、その貴重な一時間を無意味なネットサーフィンに費やす日々…

そしてある時、いつものようにスマホの画面を見ている時にほんの些細なキッカケで気付いたのです。

インターネットの世界には私が知らないだけで、自由な世界が、無限のビジネスチャンスが広がっていた事に…