品質と責任と私

品質と責任と私

果物の王様はバナナです(確信)

こんばんわinowayです。

 

今回は製造系で働くなら必ず関わる品質とそれに関する責任について語ります。

 

さて、毎度同じように私がとある部品工場の作業員だった頃の話をさせてもらいます。

 

私は10年間ほど『半自動作業員』でした。

 

半自動作業とは人間の作業工程が必要な作業です。

 

簡単に例えればそうですねぇ…

 

木の棒をセットしてボタンを押せばペロペロキャンディが出来るとかそんな感じです(極端)

 

で、私は毎日毎日10年ほど歯車を造っていました。

 

文字通り組織の歯車として歯車を造っていたわけです。

 

それ(その作業)で 飯食ってんだから(賃金を貰ってた)当然その道のプロです。

 

なのに実は私、その歯車が何に使われるか知らなかったんですよね。

プロなのに(笑)

 

一分間に8個、8時間労働して日に4000個近く造ってたのに何の部品に使われるのかわかってなかったんですよ。

 

おかしいですよね?

 

でもこれはよくある『作業員あるある』なんです。

 

正直、工場なんかで仕事として大量生産品を造っている人は、だいたいその生産している製品の事を知らなかったりします。

 

事実、そのとき私を含めてほぼ全ての作業員が、その歯車の使用用途を知りませんでした。

 

そもそも興味もなく知る必要もなかったのです。

 

仮に知ったところでお給料に関係なく

 

これは車のドアの中のこの部分に組み込まれる歯車で、パワーウィンドウの開閉時に回転して力を伝えます

 

 

なんて説明されても作業員の反応は「ふーん」ぐらいのもんです。

 

ですのでたまに不良品、失敗作などが流出し上司に注意されてもあまり気にしません。

(怒られてヘコむ事はあるでしょうが)

 

彼等はその歯車、自分が作成した製品に対して誇りも感慨も愛着も持っていませんから当然と言えば当然です。

 

だってそもそもソレが何かも知りませんから。

 

この時の10年間は、労働の対価として賃金が貰えれば後は関係ないといったスタンスで日々働いていました。

 

今思えば『ゾッ』としますね…

 

やりがいが無いから責任も無い。

 

ご飯を食べる手段としての何も考えない時間=仕事

 

これが作業員です。

 

そして時は流れ、私は機械オペレーターになりました。

 

もう製品一つ一つを手作業で造る必要はないのです。

 

機械をセッティングし、スタートさせれば製品を勝手にガンガン造り出します♪

 

1時間に1度、満タンになった箱を替えたり、1日に何度か材料を替えたりセッティングを変更したりするだけ♪

(何気にけっこう大変ですが)

 

扱う製品の種類も一気に50倍!

 

もう歯車ばっかりじゃないのです!

 

ただし…

何の為に造るのか、何に使う部品なのかわからないのも50倍です(笑)

 

結局は造りたくて造ってる物でもないし興味もナッシングですからね。

全てはお金のための労働時間の切り売りですから当然です。

 

なのでたまに出る不良品の事もそれほど気にしません。

 

ヤベェ!上司に怒られる!!

 

 

くらいなもので、ソレを使用する顧客の心配などいたしません。

 

当たり前ですよね。

何に使うかわからない部品なんですから、不良品を使用した失敗のイメージも沸きませんし。

 

ただ怒られる自分を心配するだけなんで

『品質に対する意識の向上』

などあろうはずもございません。

 

こんな感じで機械オペレーター員を3年勤めました。

 

半自動作業の10年と合わせて13年…

 

仕事内容に関してほぼ何の思い出も無い13年です。

 

興味が無い仕事を、誇りを持たずに責任を負わずに過ごした13年。

 

もし、あなただったらどう使いますか?

 

今のあなたの人生が私の13年と同じような状態で現状に不安を感じてるなら何か行動に移すべきです。

 

私がそうしたように・・・

 

 

 

 

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