絶望と希望と私
アボカドをアボガドだと思っていました。
皆さんこんばんわ。アボガド大好き
六話に渡ってサラリーマン時代の(嫌な)思い出を語りましたが、取りあえず今回が最終章です。
もう飽きているでしょうがかまわず突き進みますので宜しくお願いします。
さて、 己の実力の無さ、置かれた立場、周りの環境と全てが絶妙なハーモニーを醸し出し
これ以上は駄目だ…
と感じた私は、何とかして現状からの脱出を決意しました。
この場合における具体的かつ実現可能な選択肢
- 上司に継続が不可能である事を宣言し今の立場から降ろさせてもらう
- 上司に配属替え希望を告げ他部署への配置替えを待つ
- 自殺する
- 会社を辞める
このように私が目指せるゴールはいくつかあるように思われましたが、私は既に正常な判断が出来ないまでに追い詰められていました…
まず
上司に継続が不可能である事を宣言し今の立場から降ろさせてもらう
こちらが一番現実的でリスクが少ないように思えます。
仲の良い同僚もコチラを薦めてましたし。
ただ、当時の私にとってこれは【無し】です。
「これ以上、この会社にいたくない!」と考えてたのでそもそも【残留】と言う選択肢は無いものとしてました。
そして、同じ理由で
上司に配属替え希望を告げ他部署への配置替えを待つ
も【無し】です。
①もですが既に上司と話をするだけで日々吐きそうなくらいストレスを感じていた私にとって「もう嫌なんです」的な相談をするのは考えるだけで吐きそうです。
そして
自殺する
論外です。
どんなに会社が嫌でも死ぬのは怖いです。
子供達はまだ小さいし、とても可愛いのです。
生きるっ!!
そして最後の
会社を辞める
これが最良にして最高の策だと思いました。
少なくとも当時の私には。
ただ、経済的不安が大きいです。
わりといい歳なので再就職は勇気もいりますし、そもそも難しそうな感じですよね。
家族(妻)も
と【かぐや姫】ばりの無理難題をふっかけて来ました。
今さら途中入社で急に『20年以上勤めた会社で係長に昇進していた時の給料』 が貰えるとこなんてあるわけねぇっ!!
と本気で思いました。
そしてこの状況で出来る事は1つ…
『転職サイトへ登録し、好条件を提示して待つ 』
と言う実現不可能なミッションインポッシぶり。
「これでは何も変わらない…」
絶望です。
悲しいかな最初から逃げ道などなかったのです。
このまま定年まで日々
「嫌だ…辞めたい…仕事辞めたい…」
と思い続けて生きていくのか?
運が良ければ【左遷】【降格】があるかも…
もう無理だから辞めると決意したけど辞めれない!
とんでもないジレンマです。
普通に考えたらこんな結論にならないかもしれませんが、私はこうなってしまいました。
これでは当たり前ですが仕事に対するモチベーションは低下するばかりです。
新米係長である私に上司は更なる課題を与え、経験を積ませ、熟練管理職へのクラスチェンジを望んでたかも知れませんが、当時の私には新しい仕事を学ぶ向上心もなく仕事はミスばかり。
失敗
注意
傷心
失敗
の無限ループエンディングスタートです!!
「光が見えない…」
希望を失った私はただ怒られるためだけに会社に行き、怒られていれば給料が貰えるという気分になっていました。
まさに『死んだ魚の目』で仕事をダラダラと行っていく不毛な世界。
待っているだけでは事態は好転する訳もなく当然のように転職サイトのマイページには進展ナシ。
「独立したいな…」
「会社のためじゃなく自分のために働きたい…」
「誰かの尻拭いで叱られたくない…人の役に立ち、感謝される仕事がしたい…」
そんな都合のいい仕事があるわけないか…
その時、私はある事を思い出しました。
それは数年前に遊びで作ったブログのこと。
八年前の長男誕生直後、私は趣味で当時ハマっていた【お小遣いサイト】なるものを紹介するブログを書いていました。
わずか10記事ほどで飽きて更新しなくなりましたが、人を楽しませる記事を書くのに夢中で読者(主にネットゲームの知り合い)の反応がいい時は最高の気分でした。
今現在でも存在するそのブログ。
私は久しぶりに最初から最後まで隅々まで読んで見ました。
楽しそうにミニゲームを紹介する記事達。
「超面白くてオススメのゲームです♪」
「登録はコチラのリンクから~招待コードin○wayを入力すると私と貴方に300ポイント入ります☆」
ああ、そうか(笑)
確かお小遣いサイトを紹介してお小遣いを貰おうとしてたんだっけ(笑)
この頃は全然儲からなかったけど楽しかったなぁ。
確か五年間で五千円くらいか…
年収千円(笑)
生活出来ねー(笑)
ははは…
ん?
まてよ?
好きな物を好きなように紹介して五千円?
自分が楽しんで五千円?
コレって凄くない?
職場で病んでいた私にとっては働くとは耐える事、苦しくて当たり前、労働にやりがいなど存在しなくて当然でした。
「ひょっとして、違う世界があるのか?」
かくして一筋の光明を得た私は『その世界』について探ってみました。
それは私の会社の同僚や家族は全く知らない世界、インターネットの中で存在するビジネス。
その世界の名は『アフィリエイト』
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コメント一覧
はじめまして、Manohiroと申します。
ブログランキングから訪問させて頂きました。
会社を辞める決断、続ける決断。
私は、会社をやめることができなかった。
新しい仕事する才能も視野もなかった。
もう少し給与が欲しかった。
ということは、仕事が嫌いで無かった事になる。
残業残業で、他を考える余裕がなかった。