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上司と部下と私 | GO ing inoway

上司と部下と私

2016年11月28日私がなぜネットビジネスを始めたか不自由,仕事辞めたい,社畜

上司と部下と私

青春はドラクエとFFに捧げました。

こんばんわinowayです。

今日は職場における立場について話そうと思います。

前回までで話してたと思いますが、私は工場の作業員から何かの手違いでチームリーダー、そして役職者である係長へと出世しました。

勤めていた工場は中小企業といえど社員、パートあわせて100人を超えてましたし○○課、○○部など普通に存在し、組織としては立派なつくりでした。

そのなかで中途採用の作業員から役職者へ出世した人間は数名しかおらず、そのうちの1人が私でした。

生産部門はけっこうな規模で、製品を日々何万個と造る機械が30台以上もあり、トップは課長で次が2人の係長です。

あ、そのうちの一人が、私ことinoway係長です。

当時の課長はかなりの努力家で、なんと平作業員から課長まで出世した、まさに叩き上げの軍人みたいな人でした。

ちなみにその課長がまだ作業員だったころから、もう一人の係長は係長でした。

上司と部下の関係が逆転してるんですから2人がうまく行くはずがありません。

何度も何度も衝突する2人。

工場中に響き渡る口論の声。

それを見てまだ平社員だった私はいつも思ってました。

「役職って大変なのね…俺、ずっとこのままでええわー」と。

ですが課長は現状維持をヨシとしませんでした。

そりゃそうですよね。

かつて自分をさんざんこき使った元上司(もうひとりの係長)と毎日のように喧嘩してるんです。

課の長として何とかしなければいけない事態ですよ。

例えばそう、 すぐに切れて逆らってくる元上司の係長を自分のそばから遠ざけ、代わりに忍耐力のある従順そうな社員を係長にするとか…

こうして誕生したのが私、inoway係長である。

ちなみにこの時点(昇進)ですでに前途多難な問題ばかりでした。

喜んだのは私を含めても家族だけ。

  • 立場をとられた上に急に部下である私が同格になったもうひとりの係長…
  • 普段タメ口、もしくは上から目線で話していた相手(私)が急に上司になった同僚達…
  • 一生、平社員で満足だと思っていた上昇志向の無い私…

私自身が客観的に見ても、今後おこりえる異常な事態が予想されます。

まぁ、この時に予想して不安だった事なんか現実に比べるとまだ全然甘かったんですけどね。

上からの圧力、下からの突き上げ、横からの妨害…

誰も私の作戦、『みんななかよく』に従いません。

『いのちを大事に』にしておかないと耐えられません。

当然、下をまとめられないと管理職として無能です。

無能な管理職は、さらに上の管理職に嫌われます。

よく世間では中間管理職がキツいって言われますがアレは本当です。

ネットやなにかで組織で生きていくためには管理職を目指せって書いてありましたが私はオススメいたしません。

このブログの読者層は恐らくサラリーマンが多いと思います。

現在、管理職のかたへ。

頑張ってください。そのまま努力して、耐えて、さらに上の管理職になってください。

中途半端な位置ではいけません。

組織のトップを目指してください。

係長、課長では奴隷と同じです。

鬱にもなるでしょう。

嫌にもなるでしょう。

しかし、登り切らないと自由は見えて来ません。

ただ一つだけ覚えていてください。

貴方が知らないだけで組織の歯車以外の生き方もあることを。

そして現在まだ平社員、1作業員のかたへ。

貴方が現状で満足してようがしてまいが、周りの環境はドンドン変わります。

ある日、突然クビになり路頭に迷うかもしれません。

昨日まで同類だった愚痴仲間が貴方の上司になるかもしれません。

仲が良かったらまだ 『おめでとう』も言えるでしょう。

でもそれがお互い顔を見るのも嫌いな同僚だったら?

部署変えで配属された先にとんでもない性格の人間がいたら?

そんな状況は普通にいくらでもあり、とても心の強い人間でないと何年も何十年も我慢しつづけれないのではないでしょうか?

組織で生き残るにはどんな形であれ上を目指す事です。

貴方が優秀な人材なら自然と頭角を表すでしょう。

もしそうでなければ同僚が嫌がるような仕事を進んでするべきです。

見ている人は見ています。

私は奇しくもそれで昇進しました。

ただ、待っていたのはもっと嫌な仕事でしたが…

今の現状は頑張れば好転しますか?

耐えたその先に光は見えますか?

あと何年ですか?

やりがい、希望はありますか?

そして何より…

その仕事は楽しいですか?

最後に一つだけ覚えておいて下さい。

貴方が知らないだけで誰にも縛られない組織の歯車以外の生き方もあることを。